のびのび動き回る動物たち!ライブ感たっぷりの演出、ニフレル ~後編~
ニフレルのコンセプトにもなっている、地球が育む“多様ないのちと個性のつながり”を展示。
前編では1、いろにふれる 2、わざにふれる、3、すがたにふれるまでご紹介しました。今回は他ゾーンを一挙に!
4、【ワンダーモーメンツ】WONDER MOMENTS
子供が歓声をあげて大勢走り回っていたのがこちらのコーナー。
大きな丸い球体と、その下に自然現象や色彩をテーマにした七変化する映像が映し出されるアート作品です。波打つ水や草、木、蛍の光、花にひらひら舞う蝶・・次々に変化する色鮮やかな映像にはしゃぐ子供たち。体全体でアートを楽しんでいましたよ!
大人は周りでゆったり観れるよう、ゆったりめのソファもありました。
5、【WATERSIDE】“みずべ”にふれる
階段を上がると、一気に日の当たる明るい雰囲気に。「みずべ」に住む珍しい生き物がいっぱいの「みずべ」にふれるゾーンです。
こちらはまんまるな頭?体?のマルメタピオカガエル。口が大きいため、かなり大きめの餌もパクリといっちゃうそうです。
出典:http://www.pz-garden.stardust31.com/hacyuurui/kame/suppon-modoki.html
この写真に映っているスッポン?そっくりのスッポンモドキもいました。別名ブタバナガメともよばれ、その個性的なルックスから乱獲され数が激減し絶滅危惧種に指定されているそう。確かによく見るとカメっぽいようで、前足の感じがつるっとしてて不思議ですよね。産卵のときだけ上陸するためにこんな風に手足はウミガメのようなオール状なんだそうです。
逆さ、といえば・・前編ではサカサクラゲがいましたが、ここにはこんな風にサカサナマズなんて、逆さになって泳ぐ魚もいましたよ!不思議すぎます。重力じゃなく光に反応して逆さに泳ぐため、無重力の宇宙でも逆さに泳ぐ・・というもっぱらの噂。
こちらはエボシカメレオン。色がきれいですよね。手足の動きが奇妙すぎてみんな夢中になって目で追いかけていました。
こちらはなんとも個性的で奇妙なアフリカツメガエル(アルビノ)。普通はもっと黒っぽい感じのアフリカツメガエルですが、こちらはアルビノなので白いみたいです。日本でよく見かけるカエルとちがってカタチがぺたんこで、動きがゆっくりめ。
他にもハエトリグサなんて食虫植物やオカヤドカリもいました。このコーナーを抜けるといよいよ大きな動物たちのお目見え。
目の前に迫る距離感!のびのび動き回る動物たち。
出典:http://出典:http://nifrel.jp/archives/news/2016/03/04/840
いきなり頭の上のほうをのっそりのっそり歩くホワイトタイガーを発見!かなりの迫力で、歩いても口を開けてもどんな仕草も見逃せない勢いで皆一斉にスマホで写真を撮っているのが印象的。さすがニフレルのシンボル的存在です。
ど迫力の大きさ&近さ!こちらのイリエワニ。現生の爬虫類の中では最大級のひとつでオスの平均は全長5メートルにも及ぶそうで、ガラス越しでもその大きさが伝わります。横に並ぶと丸のみされそうな口の大きさです。
ミニカバのモトモトくんは、お昼寝中でした(・・・zzz)愛らしい寝顔です。
6、【BEHAVIOR】うごきにふれる
ニフレルの展示は、その動物や生き物の生態が分かりやすくなっているのが特徴です。そのニフレルの醍醐味でもある、手の届きそうな距離感で見る動物たちの生き生きした表情、普段の動きに見飽きることがありません。バサバサ飛んだりはねたり、のびのびと縦横無尽に動き回る動物たちの自由奔放さに驚くばかり!
出典:http://www.kaiyukan.com/blog/2015/11/post-862.html
ガラスを叩いたり、走り回ったり、やんちゃなコツメカワウソたちは海遊館からお引越ししてきた二匹だそうです。
モモイロペリカンが自由すぎる!バサバサ大きな羽根を広げて飛び回っていました。
普段はかなり走り回っているそうですが、ワオキツネザルさんたちもお昼寝中でした・・・zzz(笑)
トイレ入り口を見張っているアナホリフクロウさんたち。ちょっとしたオブジェみたいです。
出典:https://twitter.com/nifrel_official?lang=ja
癒し系のカピバラさんたちもこのエリアにいます。
このゾーンの出口付近でお見送りするかのように並んでいたカンムリバトさんたち。色がとてもきれいです。珍しい鳥や動物たちが手が届く距離で見られるのも貴重な体験でした。
7、【BIODIVERSITY】つながりにふれる
出典:http://nifrel.jp/concept/zone.html
立体的な迫力ある映像で魅せてくれるつながりにふれる、コーナー。美しい映像とメッセージで直接語りかけてくれます。
お土産コーナーにはぬいぐるみ他、雑貨がいっぱい!
最後に>
夏休みは混んでるんじゃ・・?という心配をよそに、お盆前の平日だったからかもしれませんが割とスムーズに入ったり見たりできましたよ。(再入場のスタンプさえ押してもらえば、ららぽーとで買い物して、また入場したり・・なんてこともできます!笑)
それぞれのコーナーが見やすく配置されている上に、トイレにはベビーベッドも備え付けられていて、小さなお子さん連れでも使いやすい施設でした。ニフレルの館内はもちろん、 EXPOCITY内にも飲食店やカフェが揃っているので何かと安心です。
データ ==================
生きているミュージアム ニフレル
■料金
大人(高校生/16歳以上)1,900円/こども(小・中学生)1,000円/幼児(3歳以上)600円
■住所
大阪府吹田市千里万博公園2−1 EXPOCITY内
■営業時間
10:00~20:00(最終入館は閉館の1時間前※季節により営業時間が変更になる場合有)年中無休※年に1回設備定期点検のための臨時休業有
■公式ホームページ:http://nifrel.jp/index.html
アクセス =================
・電車の場合
大阪モノレール万博記念公園駅より徒歩2分
・車の場合
名神高速・近畿自動車道吹田ICよりすぐ
※詳しいアクセスはこちらをご確認ください
http://nifrel.jp/guide/access.html
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