【タイ】新規就航のタイベトジェットエアで行く!チェンマイ満喫旅

バンコクを拠点とし2015年に運航を開始した航空会社「タイベトジェットエア」が、2023年2月17日に関空~チェンマイ間の直行便を新規就航しました!(座席はエコノミークラスのみの208席)そのタイベトジェットエアの初便で、タイ第2の都市で「北方のバラ」とも称される古都チェンマイに行ってきました。(^^)ランナー文化と称されるタイ北部独自の文化・伝統が育まれてきたので現在でも工芸が盛んな街として知られ、また平均気温が約25℃と平野部より過ごしやすいことから、避暑地としても人気があるチェンマイの魅力を一挙ご紹介♪

関空とチェンマイ間が直行便で結ばれるのは初!週3往復でチェンマイが、グッと身近に♪

フライトスケジュールは下記のとおり。

【往路】VZ823便: 関空(08時30分)発~チェンマイ(13時05分)着 ※水・金・日曜運航
【復路】VZ822便: チェンマイ(23時00分)発~関空(翌06時00分)着 ※火・木・土曜運航

3月26日以降の夏ダイヤでは週4便に増便予定で更にチェンマイが身近になり、嬉しい限りです!

機材はエアバスA321で3×3シート配列です。シートピッチもさほど気にならず、電源コンセントとUSBの差込口も完備されているので、快適なフライトを過ごせます。

機内食に関しては、ホットミールにペットボトルの水が付いたコンボセットで180バーツ(約700円)です。グリーンカレーをはじめとするタイ料理から麺料理にラザニアまで様々な料理を楽しむことができます。使い捨てプラスチック使用量削減の取り組みの一環として、安定的に供給可能な木製カトラリーが使用されています!

チェンマイに行ったら必ず訪れたいスポット!

【ターペー門】
旧市街を囲む城壁に作られた5つの門のうちの1つで、チェンマイのシンボルマーク的存在。門の前の広場では色々なイベントが開催され、日曜日にはサンデーナイトマーケットの起点となります。

【三王記念像】
チェンマイ市立芸術文化センターの正面に堂々たる姿で出で立つのは、チェンマイに多大な貢献を残した3人の王。ランナー王朝時代にチェンマイを首都としたタイ北部の3人の王に地元の人々は足元に花を捧げ線香を灯し、3人の王への祝福を祈る姿が垣間見れます。

【ワット・チェディ・ルアン】
タイでよく目にする寺院とは少し違った雰囲気で、チェンマイで最も大きな仏塔を有する寺院。チェンマイ市街地の真ん中にそびえ立ち、創建当時は高さ約80メートル、四角い形をした基壇の一辺も約60メートルと巨大なもので、仏塔は1545年の大地震で半壊した後に文化庁が現在の形に修復しました。

【ワローロット市場】
その歴史は何と100年以上で、しかも店舗数は500店以上とタイ北部最大級の屋内市場!旧市街とピン川に挟まれたロケーションで、日用品や雑貨、惣菜などを求めて朝から晩まで賑わいを見せます。半日でも回り切れないかも?!

【サンデーマーケット】
毎週日曜日の夕方から深夜にかけてターペー門からワットプラシンまで続くラチャダムヌン通りの約1.5キロが歩行者天国に変わり、バラエティ豊かな露店や屋台で大賑わいになります!観光客だけでなく地元の人たちも繰り出すマーケットなので、掘り出しものが見つかること間違いなし♪旧市街地の南、チェンマイ門から延びるウアライ通りではサタデーマーケットが開かれ、趣の違ったマーケットを見比べてみるのも楽しい(^^)

伝統舞踊を鑑賞しながらの郷土料理から、フュージョン料理まで!チェンマイのグルメは多彩で美味しい♪

オールドチェンマイ文化センターでは、タイ北部発祥の伝統舞踊を鑑賞しながら絶品のタイ北部料理を堪能することができ、山岳少数民族の人たちが作った可愛い雑貨やアクセサリーなどの購入もできます。

ラーンナー地方の祝いの席などで出されるダイニングテーブルにのせられた郷土料理「カントーク料理」は、タイ北部の伝統的な料理。チーク材で作られた赤いダイニングテーブルには、揚げバナナや鶏のから揚げ、トマトとひき肉の唐辛子ペーストなど約10品の小皿料理が並びます。

食事の中盤にはタイの民族楽器の音が鳴り始め、約1時間に亘り様々な舞踊が披露されていきます。こちらは指先に長い付け爪を装飾して舞う「爪の舞」と呼ばれ、特別なゲストを招いた時に披露されるタイ北部の伝統舞踊のひとつです。その他にも神の使いでもある架空の四足歩行の動物「トー」(日本でいう獅子舞)による舞踊も披露され、内容も充実しています。

チェンマイ発の世界的にも有名な雑貨ブランド「ジンジャー」が手掛ける「THE HOUSE by GINGER」では、自家農園で採れたオーガニック食材をふんだんに使用したフュージョン料理が堪能できます。店内の雰囲気はおしゃれで愛くるしく、斬新なデザインが特徴のジンジャーブランドの各アイテムの購入も可能です。

料理だけでなく盛り付けされたお皿に至るまで随所にジンジャーらしさを感じられ、その世界観に包まれながらの食事はチェンマイでの思い出の1ページに刻まれること間違いなし!濃厚な味がやみつきになるスイーツも必食です♪

ちょっと足を延ばせば、もっとチェンマイの新しい魅力が感じられ、もっとチェンマイが好きになる!

チェンマイの中心地から東へ車で約1時間のところに、チェンマイを代表する公営温泉の一つ「サンカンペーン温泉」があります。100℃以上の熱湯が吹き上がる間欠泉の近くでは、籠に入れて販売されている卵を温泉に入れてゆで卵を作ることもできますよ。

園内には温泉のほか足湯や温泉プールもあり、のんびり過ごす地元の人たちの憩いの場にもなっています。緑豊かな自然の中で様々な温泉体験が楽しめ、宿泊も出来るバンガローや個室のお風呂まで完備されています(^^)

チェンマイの市街地から西へ約15kmのところにそびえる、標高1080mのステープ山頂にある寺院が「ワット・プラタート・ドイ・ステープ」で、チェンマイ屈指のパワースポットとしても有名です。高さ22mの黄金に輝く仏塔は訪れた者すべてを魅了し、美しい装飾が施された仏塔の中には仏陀の遺骨が納められ、今も人々の篤い信仰を集めています。仏塔の周りに建つランナー様式風の黄金の傘も印象的です。

テラスからはチェンマイの市街地を一望することができることから、「天空の寺院」とも呼ばれています。ここからの眺めはチェンマイの市街地が四方を堀に囲まれた旧市街と、その周囲に広がる新市街からなっていることが見て取れます。ケーブルカーで上がることもできますが、306段の階段の左右に配された龍とも蛇とも見て取れる蛇神ナーガは必見なので、階段を利用することをお勧めします。

ワット・プラタート・ドイ・ステープを過ぎてドーイ・ステープ国立公園の狭き山道の中を車で揺られること約30分のところに位置するクン・チャン・キアン村には、チェンマイで一番の絶景と言っても過言でないほどの景色が眺められるカフェ「fernpresso @Khun Chang Khian」があります。

お店にはプライベート感たっぷりの展望デッキがあり、この眺望を楽しみながらのティータイムは、まさに至福のひととき。チェンマイには独創的でフォトジェニックな魅力あふれるカフェが数多くありますが、時間をかけて行ったことを後悔させない、おすすめカフェのひとつです(^^)

いかがでしたか?タイと聞けば、首都バンコクや世界有数のリゾート地プーケットを思い起こすことが多いと思いますが、豊かな山岳に囲まれた清潔で静かな雰囲気の歴史ある古都「チェンマイ」で、素朴で温かなそして新しいタイに触れてみませんか?