旅待ち 世界の朝ごはん*イタリア編

みなさまこんにちは^^
「おいしい旅」のプロデュースを手がける旅行会社 Table a Cloth (テーブル・ア・クロス)
代表取締役 / トラベルクリエイターの岡田奈穂子です。

先月の投稿に引き続き、今回はイタリアの各地から
旅の1日を飾るにふさわしい、世界の素敵な朝ごはんをご紹介したいと思います!

親子で旅する楽しさや、おすすめの旅先、旅先での困りごととその解決策などを数回に分けて、旅ごころたっぷりにお伝えするこのシリーズ。
海外に再び旅できる日を夢みて、心だけでも旅気分でお楽しみいただけますと幸いです♪

イタリアのスウィーツ♡な朝ごはん

今回ご紹介するイタリアの、普段の朝ごはんは実はとってもシンプル。
ふらっとバール(立ち飲みカウンターでいただく気軽な喫茶店のようなもの)に入り、「パン&カプチーノ」や「クッキー&エスプレッソ」などをさらっと食べておしまい。

ただし、このパンやクッキーなど、食べるものが甘くてまるで “お菓子な朝食” なんです!

このクロワッサンの形をしたものは、イタリアでは『Brioche(ブリオッシュ)』と呼ばれ、中にはチョコレートやジャム、カスタードクリームが入っていたり、更に上に粉砂糖がかかっていたりと、とにかく「甘い!」んです。

『Fette Biscottate(フェッテ・ビスコッターテ)』と呼ばれるラスクのようなものも定番で、スーパーにはたくさん売っています。これ自体は甘くないのでジャムや”Nutella(ヌテラ)”と呼ばれるヘーゼルナッツスプレッドを塗っていただくのが定番です。(・・・結局甘くなる!笑)

ビスケットやクッキーが朝ごはんになっちゃうなんていうのは、日本人のわたしたちからすると物足りない感じもしますが・・・子育て中の身からすると、それで済んじゃって洗い物もほとんどなし!というのは、正直とても羨ましい気もします^^

たまには『イタリア旅気分♪』でこんな甘くてシンプルな朝ごはんも楽しいかもしれませんね!

イタリア 地方ホテルの朝ごはん

南北に長いイタリアでは、北や南の地方によってその土地特有の朝ごはんがあり、巡るのもとても楽しいです。

オーストリアの国境に近い北イタリアの都市では、名産のリンゴをたっぷりと使った郷土菓子、『Apfelstrudel(アプフェル・シュトゥルーデル)』が朝ごはんに登場。

『Focaccia(フォカッチャ)』が発祥と言われるジェノバのホテルでは、焼きたての巨大フォカッチャが並んだり、

クリスマスが近づくと、ミラノ発祥のイタリアの伝統菓子『Panettone(パネットーネ)』が朝ごはんに並んだりもします。これはお菓子というより、ドライフルーツなどがたくさん入った甘いパンのようなもので、とってもおいしいです。

南のシチリア島では、さっきのブリオッシュがこんなにかわいい形(左のたんこぶさんみたいなもの)に♪

<番外編>
暑いシチリアでは、お散歩のおともに、このブリオッシュにピスタチオなどのジェラートを挟んだ『Brioche con Gelato(ブリオッシュ・コン・ジェラート)』も人気です。

甘い甘い、素敵なイタリアの朝の始まりです。

ここまで甘い朝ごはんをたくさん紹介してきましたが、実は観光地としても人気の「ヴェネツィア」には、そこでしか食べられないとっておきの甘くない朝ごはんもあるのです。

ヴェネツィアの「半月形」の朝ごはん

ヴェネツィアの隠れた朝の名物がこちら、三日月の形をした具沢山のサンドウィッチ、『Tramezzino(トラメッツィーノ)』

インスタ映えサンドウィッチの元祖?!と思うほど、様々な具材がぎっしりと詰まり、彩り豊かな断面が美しいです。

トラメッツィーノの種類が豊富なことで有名な Bar Alla Toletta(住所:Dorsoduro, 1191, 30123 Venezia)を覗くと・・・

ショーケースにはツナやハム、野菜にオリーブなどおいしそうなトラメッツィーノが30種類ほども並び、目移りしちゃいます…!!!

搾りたてのオレンジジュースと、”Rustico”という味のものをひとつ。

ピリ辛ハムとルッコラのサンドで、思ったよりずっと辛かったです(笑)
ボリューミーでとってもおいしい!

この後もヴェネツィアで様々なトラメッツィーノの食べ歩きましたが、
別の都市に向かう朝、サンタルチア駅近くのバールでふらりと買った、蟹身たっぷりのトラメッツィーノが驚きのおいしさでした。

▼食べたお店はこちら
Bar Caffe Orimpia
住所: Rio Terà Lista di Spagna, 116, 30121 Venezia

旅のごはんは一期一会。
わたしが旅をするときはもちろん、お客さまの旅をプランニングするときも心をこめて、1日何度もおいしい旅を提供できるよう情報集めをしています。

自分だけじゃなくて、人のおいしいまでプロデュースしたいなんて、ただの根っからの食いしん坊ですね(笑)

次の旅では・・・

いかがでしたでしょうか?
地方色が楽しく反映されるイタリアの朝ごはんですが、コーヒーがおいしいのはどこの地方も共通。

ぜひ次のイタリア旅行では、ふらりとバールに入り、甘いお菓子とコーヒーで現地で暮らす気分を味わってみてください。

「グラッツェ!(ありがとう)」とバールを出ると、散策する足取りは軽く、同じ景色も少し変わって見えるかもしれません。

日本でイタリア気分を味わえるおすすめ宿

私たち、旅行会社Table a Cloth では、国内でもおいしい朝食がいただけるお宿さんを
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▼今回のテーマに併せて一軒だけご紹介^^

京都・亀岡にあるお宿さんBishamon Houseさんは、とても素敵な古民家宿なのですが。
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それではまた海外に行けるその日を楽しみに・・・次回でまたお会いしましょう♪

Written by… **

◆Table a Cloth.Co.,Ltd
代表(CEO) /Travel Designer/J.S.A.認定ワインエキスパート
岡田 奈穂子(Nahoko Okada)
*世界で一番おいしい旅を、オーダメイドでお作りします*

■Profile
1988年奈良県生まれ。株式会社 Table a Cloth 代表取締役/トラベルクリエイター。
ヨーロッパやアジア諸国からの雑貨バイヤー・輸入業の仕事を経て、現地の人や文化に実際に目で見て触れてもらいたいと旅行業へ転身。いつも私に素晴らしい出会いをくれる『旅』が本当に大好きだから、お一人お一人に合わせて、行ってよかったとずっと思える旅をお作りします。
第4回「LED関西」ファイナリスト、第17回「女性起業家大賞 奨励賞」受賞。

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大阪府知事登録旅行業 第3-2945号

ABOUTこの記事をかいた人

岡田 奈穂子

株式会社Table a Cloth   代表取締役 岡田奈穂子 -----** -------------------** 1988年奈良県生まれ。ヨーロッパやアジア諸国からの雑貨バイヤー・輸入業の仕事を経て、現地の人や文化に実際に目で見て触れてもらいたいと旅行業へ転身。いつも私に素晴らしい出会いをくれる『旅』が本当に大好きだから、お一人お一人に合わせて、行ってよかったとずっと思える旅をお作りします。 第4回「LED関西」ファイナリスト、第17回「女性起業家大賞 奨励賞」受賞。 ▷会社サイト http://tableacloth.com/ ▷gochi荘サイト https://gochisouoyado.com/ 「おいしい町に泊まる」をコンセプトに新しい形の食体験型宿泊予約サイト