【神戸どうぶつ王国】ヒューンっと羽根が頭をかすめ息がかかるほど!?動物たちをもっとそばで感じたいなら、こちらの王国へ!

フタユビナマケモノ神戸どうぶつ王国

大迫力!ここまで接近できるってすごい!神戸どうぶつ王国

はじめに>
ちびっこ連れのママさんたちなら分かって下さる方もきっといるはず!?「動物園」って、柵から動物が遠くてよく見えない問題・・・(汗)。

ガラス1枚(分厚いとはいえ)で隔たれている分、水族館はまだ近いからいいんです。でも、動物園は安全のためとはいえ、ちびっこからはかなり遠いのか「どこ?みえない~」なんてことが多々あり、なんとなく年長さん以降?くらいからしか楽しみにくい印象がありました・・個人的に。

しかーし!!!

カピバラ神戸どうぶつ王国

こちらの神戸どうぶつ王国は、入った瞬間からほかにない雰囲気!

植物ものびのびと縦横無尽に天井から壁から一面に生き生きとうわっていて、小さな動物たちに直に触れる子たちの笑顔があちらこちらに。もちろん、大人もにこにこです。

好奇心いっぱいのキッズから、お年寄りまで楽しめるかつてないズームアップ、寄りに寄った動物たちと出会えるまさに“動物王国”いや、もう楽園そのもの。のびのびいきいき動き回る動物たちの体温や気配を直接肌で感じられるんです!こ~んなに接近できる・・・って、本当にすごいっ!

フタユビナマケモノ

ただ、とても近いからといっても触ってもいい動物と、そうでない動物がいるので気をつけてくださいね。こちらはフタユビナマケモノ。この子もとっても近くで見れますが触っちゃダメ。ただ顔と顔をかなり近づけても逃げないので毛並みの質感などは十分観察できます!

アルダブラゾウガメ神戸どうぶつ王国

こちらはアルダブラゾウガメ。甲羅などをやさしく触ってみても大丈夫そう。触ると、とっても堅いです!

こんな風に、さまざまな動物たちとそれぞれの距離感でお互いを思いやりつつ、「ギリギリまで」近づきながら触れ合いが楽しめるのが、ここ神戸どうぶつ王国なのです!

※施設の概要/詳細はこちら→園内マップ

雨の日もへっちゃら!インサイドパーク(屋内)

館内に入るとまず、目に飛び込んでくるのびのびと育った植物たち。カフェスペースをはじめ、手入れの行き届いた植物や花でいっぱい!神戸どうぶつ王国は、そんな花でいっぱいの【インサイドパーク(屋内)】と【アウトサイドパーク(屋外)】の大きく2つのエリアに分かれていて、それぞれいろんな動物とふれあえるコーナーや多彩な展示があります。

【コンタクトアニマルズ】まずは、身近な小さな動物たちから“タッチ”!

ポートライナー「京コンピュータ前(神戸どうぶつ王国)駅」出口を降りてすぐ、北エントランスから館内へ。

こちらの入口から入ると、すぐ左手にかわいい猫や犬と触れ合えるスペース「ワンタッチ・ニャンタッチ」があり、そしてその先の「ピョンタッチ」のコーナーでは、種類も大きさもさまざまなたくさんのウサギや小さなモルモットたちが出迎えてくれます。

モルモットやウサギを撫でつつ、大人も子どもも皆さん、「かわいい~」「ふわふわ~」、と言いながら、終始笑顔でした。

寝るうさぎたち神戸どうぶつ王国

もぐもぐ食べていても、すやすや寝ていても、どんな姿も・・・確かにかわいいウサギさんたち。

モルモットふわふわ神戸どうぶつ王国

こちらはお尻がなんともキュート!小さなアイドル、モルモットたち。動物たちは優しく撫でてあげてくださいね。

【ウォーターリリーズ】耳をかすめるように飛ぶ鳥たちを観察できるショー!

鮮やかにスイレンが咲き誇る中央の池には、スイレンのほかにも古代エジプトで使われていたパピルス、 南米の熱帯原産で人間をのせられるほど大きく育つことがあるオオオニバスなど熱帯植物がいっぱい。

このエリアでは、そんな美しいスイレン池をステージに大人気の”バードパフォーマンスショー”を、一日2回(土日祝は3回)開催しています。

それがまたすごい迫力なんです!檻の中にいる鳥を観察するのとはちょっとちがいます。大きなミミズクやハゲワシなどの猛禽類から、カラフル綺麗なオウムまでそれぞれの飛ぶ姿が手の届きそうなほど目の前に!

エジプトハゲワシ神戸どうぶつ王国

出典:神戸どうぶつ王国

その近さには本当にびっくり、羽根が頭や耳をヒューンっと、かすめるほど!

実際、ピューっと目にも止まらない早さで飛んだり、スーッと人をギリギリ避けて飛んだり、ヨイショヨイショと汗しているのがわかるほど飛ぶのが苦手な鳥だったり・・飛び方にもいろいろあるんだと身近に体感できる、見ててワクワク・ドキドキできる、とても面白いショーです。

バードパフォーマンスショーオオバタン

出典:神戸どうぶつ王国

しかも羽根が当たるほどの近さで!?「いろんな鳥」の「いろんな飛びかたや個性」を実際に見ながらそれぞれの鳥たちの個性や生体を知ることができる機会はなかなかありません!鳥たちのいろんな表情にも注目。スタッフの方に合図されると「おう、行ってくるぜ!」と言ってるようなミミズクの真剣な顔つきや、上の写真のように、にこにこ飛ぶオオバタンというオウムの姿も見られます。こちらのオウムのオウちゃんの一生懸命飛ぶ姿はもちろん、グーパーして挨拶してくれる姿もとってもキュートでした。

【ペリカンラグーン】水しぶきをあげて飛ぶペリカン隊!はしゃぎまわるワオキツネザル

モモイロペリカンの隊列組んで飛んでる

出典:神戸どうぶつ王国

インサイドパークのほぼ中央に位置する、【ペリカンラグーン】というエリアでは、コブハクチョウやマガモ、オシドリなどの鳥たちが悠々と大きな池を泳ぎまわっています。その中でもひときわ大きなモモイロペリカンたちが隊列を組んで、すいすい泳いだり水しぶきを上げて飛び立つところが見られる迫力のショーが、「ペリカンフライトタイム」。ペリカンたちが着水するときの足がまるでブレーキのよう・・・!?なので、水しぶきの迫力もハンパないです。

ワオワオトークキツネザル

「ワオワオトーク」というショーもこちらペリカンラグーンで随時開催。やんちゃに動き回ったり、 スタッフに餌をねだるとっても愛らしいワオキツネザルたちの動きを目の前で観察しながら彼らの生態を学べます。

【熱帯の森】のびのび動き回る動物たちが身近で見れてカンゲキ!

こちらのエリアはその名の通り、入った瞬間、たくさんの熱帯の植物に覆われたジャングルのよう!

ベニコンゴウインコしゅりちゃん神戸どうぶつ王国

水槽の中では大きなピラルクーが悠々と泳ぎ、頭上ではビビッドなカラーが目をひくインコがバサバサ飛んだり。

びっくりするほどの至近距離でナマケモノを観察することができます。地上にはコアリクイ、樹上にはナマケモノのほかにコモンマーモセットが自由に動き回り、夏にオープンした新コーナーではブラジルバクやニシキヘビ、ピラニアなどもじっくり観察できます。

ナマケモノとカラフルいんこ

枝上にルリコンゴウインコと眠そうなナマケモノ。毛並みの一本一本まで観察できる距離。(注:ナマケモノには触れずにそっと観察するだけにしておきましょう!)

オオハシくんえさやり

くちばしの大きなオオハシへの餌やり(1カップ100円)もできます。こんな風に腕にとまってくれることも。大きなクチバシがかっこいい!

【アクアバレー】カピバラさんもゾウガメも、のんびりゆったり。

こちらの「アクアバレー」と呼ばれるコーナーでは、カピバラとマーラが仕切りなくのんびり。ほかにアメリカビーバー、オットセイ、アザラシなどがのんびり過ごしています。

カピバラとケヅメリクガメ神戸どうぶつ王国

こちらはカピバラとケヅメリクガメのツーショット!リクガメ?と思うほど、のしのし軽快に歩き回るケヅメリクガメの姿もユーモラス。柵もなくのびのび過ごす表情豊かなカピバラやマーラたちをゆっくり観察できます。

カピバラとマーレ神戸どうぶつ王国

後ろがマーラ、手前がカピバラ。このマーラとカピバラはそばに寄ってふれあったり、エサやりもできます(1カップ100円)

足湯か?カピバラ

こちらは一人(一匹?)のんびり足湯?にひたすカピバラさんの姿。表情がなんともいえません・・・

ママも安心。動物たちとふれあった後の手洗い場があちらこちらに。

手洗いコーナー

思いきり動物と触れ合って遊んだ後は、きちんと手を洗いましょう!ということで、手洗いのコーナーも館内のあちこちに。

芝生の上にカンガルーや羊がのんびり。アウトサイドパーク(屋外)

うって変わって、こちらは屋外のアウトサイドパーク。入り口を入って左手には、広々とした芝生の上でカンガルーの群れがお昼寝していたり、アルダブラゾウガメやケヅメリクガメが日向ぼっこしていたり。

右手の広々とした芝生の【ドッグステージ】では羊の群れを追う、迫力のドッグパフォーマンスショーが行われています。

【カンガルーファーム】夜行性なんで、昼間は眠いんです、ええ。

アカカンガルー神戸動物王国乳やり

アウトサイドパークにある「カンガルーファーム」。カンガルーは夜行性のため、昼間はのんびり眠たそう。袋に顔を突っ込んでお乳をねだる子カンガルー。お母さんは眠たそう(笑)

眠たいカンガルー

こちらもぐっすり、こんなに近づいても無防備状態のカンガルー。おやすみなさい・・・こちらもあくびがでそうなほど、スローな雰囲気です(笑)

アルダブラゾウガメ神戸どうぶつ王国

広々としたカンガルーファームで、ゆったり日向ぼっこ中のアルダブラゾウガメ。大きな甲羅に大きな体ですがその姿は凛々しい中にも力強さが。甲羅を撫でると、「何か用でも?」そんな表情で見つめてくれます。

【アルパカスペース】キュートなアルパカに餌をあげることもできます

アルパカ

出典:神戸どうぶつ王国

こちらは人気者のアルパカ。毎日開催している「お散歩タイム」になると園内をとことこ。

【ペンギンウォーク】ガラス越しでなく、もっと間近にペンギンの愛らしさ♪

ケープペンギン神戸どうぶつ王国

ペンギンウォークでは、愛らしいケープペンギンが散歩中。おやつタイムには魚をあげることもできます。100円※先着順なので時間は要チェック!

【ドッグステージ】本場、ニュージーランドのドッグパフォーマンスショーも大人気

ドッグショー神戸どうぶつ王国

出典:神戸どうぶつ王国

アウトサイドパークのドッグステージで行われるドッグパフォーマンスショー。本場ニュージーランドの羊飼いによるシープドッグパフォーマンスと、元気いっぱいフリスビードッグパフォーマンスのショーが楽しめます。※犬たちの体調などにより内容が変更になる場合も有

【キャメルコーナー】京阪神で唯一、大きなフタコブラクダの背中に乗れる場所!

フタコブラクダ神戸どうぶつ王国

出典:神戸どうぶつ王国

こちらは神戸どうぶつ王国で人気のフタコブラクダ。「ラクダライド」と呼ばれるアトラクションでは、多い時は一日に60人ものお客さんを乗せる働き者。鳥取までいかずとも、フタコブラクダの背中に乗ってアラブの貴族を味わうチャンス!先着順のため、時間をチェックして。※800円(1回につき先着20名様まで。身長100㎝以上、体重80㎏以下の方に限ります)

【フラワーシャワー(カフェスペース)】ここらでちょっと休憩。

花いっぱいカフェスペース

王国のエントランスを通りぬけたメインロビーには、視界いっぱいに約2,000鉢の花がハンキングされた色とりどりのフラワーシャワーが。レストランやカフェ、ショップもこちら。ゆっくりお茶休憩や花を眺めたりして自由にくつろげます。

植物お手入れ

カフェスペースだけでなく「花と動物と人とのふれあい共生パーク」がメインテーマだけあって、館内はどこもそれぞれのエリアやテーマに添った花でいっぱい。四季折々の花が楽しめるのも、こんな風に日々スタッフの方が愛情もって植物のお世話もしているからこそ。動物たちといい植物といい、ここではみんな「愛情たっぷり」手をかけられてうれしそう。

【アフリカンウェットランド】神戸どうぶつ王国といえば、やっぱりこのお方

神戸どうぶつ王国ハシビロコウ

神戸どうぶつ王国のシンボル的存在はやっぱり「ハシビロコウ」。ペリカンラグーンにもいますが、このエリアではオリもなく、より間近で動きや目つきなども観察できます。じーっとしているようでたまに動いては、またじっとしていますが、この存在感はすごい!

ハシビロコウ神戸どうぶつ王国

出典:神戸どうぶつ王国

2014年秋に関西初上陸したハシビロコウ。動かない鳥として有名ですが、実は絶滅危惧種。こんなに近くで見られる体験は貴重かも。

【アジアの森】レッサーパンダやビントロングが頭上の枝に!

ビントロング神戸どうぶつ王国

出典:神戸どうぶつ王国

2016年、3月19日にオープンしたこちらの「アジアの森」。こちらのエリアでは、ガラスや柵の替わりに水の流れや枝の高さを使って、より「近くで」のびのび動き回るレッサーパンダやビントロングたちを観察できます。動物たちの本来生活する環境により近い造形にすることで、本来の自然な行動を限りなく引き出せるよう工夫(=※環境エンリッチメント)が凝らされているので、辺り一帯がまるで森の中のよう!かわいいコツメカワウソたちもこちらのエリア。

レッサートークイベント

出典:神戸どうぶつ王国

「レッサートーク」という人気のイベントでは、レッサーパンダたちにスタッフが給餌をしながら彼らの生態を楽しく説明してくれます。イベント終了後は数量限定で実際にレッサーパンダの餌やりを楽しむことも。※数量限定のためお早めに

「環境エンリッチメント」ってなんだろう?

分かりやすくいうと、飼育下の動物たちの豊かな暮らしや元気と健康福祉のため、出来る限り自由度が高い、心にも体にも「健康的」な飼育環境を作ったり、工夫することを言うそうです。ただ檻に閉じ込めて餌をやっていたらよし、というわけでなく要は動物たちがのびのび過ごすにも工夫と知恵が必要なんですね。

そして観る側も、その「自然本来に近い」姿を観ることで、その動物の生態や生き様をより身近に感じながら出合える大きなメリットも。だから、神戸どうぶつ王国の動物たちは、どのエリアの動物たちもとっても自然で表情豊か!それはさまざまな動物の生態やその個性を知り尽くしたプロが、それぞれの動物に合わせた展示を考え抜いているからこそ、なわけです。

【ショップラブバード】ハシビロコウやレッサーパンダ、お土産いろいろ

ハシビロコウお土産

人気のハシビロコウのほか、人気の動物たちをモチーフにした雑貨やスイーツなどのお土産がいっぱい!
ハシビロコウ、欲しすぎます・・・。

雨の日も風の日も!“寄りに寄って”動物たちを肌で感じられるほど近くで観察!

最後に>
希少動物をはじめ、以前見たことがあるはずの動物や身近な動物たちにも新しい発見がたくさんある神戸どうぶつ王国。毎年、新しいテーマの館内展示やイベントにも工夫を凝らしているので何度足を運んでも、新しい驚きと発見があって飽きることがありません!「見て」「触れ合えて」「体験できる」、全天候型の動物と美しい花のふれあい体験テーマパークだけあって驚きの連続です。

この記事でも紹介しきれなかった動物たちやふれあいコーナー、見どころやアトラクションもいっぱいあるので、ぜひ足を運んでみて。

館内を回る際は、気になった動物たちのショーやイベントの時間をチェックしながらがおすすめですよ!

データ ==================

全天候型対応施設 
神戸どうぶつ王国

■入場料金
大人(中学生以上)1,500円/小人(小学生)800円/子ども(4歳以上)300円
※団体割引、シルバー、障がい者割引有
【大人気!お得な年間パスポート】
大人5,000円、小人2,500円も有

※料金詳細はこちら→http://www.kobe-oukoku.com/index.php/price_infomation
■神戸市中央区港島南町7-1-9
営業時間 10:00~17:00(入国締切16:30)※土日祝~17:30(入国締切17:00)
※ゴールデンウイーク・夏休み・冬季期間は営業時間の変更有

※営業時間詳細はこちら
■公式URL:神戸どうぶつ王国

アクセス =================

■電車でのアクセス
三宮駅よりポートライナー空港方面に乗車し、14分
「京コンピュータ前(神戸どうぶつ王国)」駅下車すぐ

■車でのアクセス
・阪神高速3号線「京橋」インターからポートアイランド
神戸空港方面へ。
・阪神高速5号湾岸線からは、ハーバーハイウェイでポートアイランド、神戸空港方面へ

★ポートアイランドの南端「京コンピュータ前(神戸どうぶつ王国)」駅横にあります。空港大橋2ツ手前の交差点を右折すると300mで入り口。

駐車料金 普通車(1,200台)500円 バス(50台)2,000円

※アクセス詳細はこちら→アクセス詳細

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ABOUTこの記事をかいた人

MamaTabi編集部

毎日記事更新と記事チェックに追われるMamaTabi-ママ旅-編集部。フリーマガジン "MamaTabi-ママ旅-"も発行中。MamaTabiライター、MamaTabi読者モデルも随時募集しています。子育てを頑張るママの心のおでかけ情報誌"MamaTabi-ママ旅-"をよろしくお願い致します。