【名古屋港水族館】ベルーガ(シロイルカ)に会える水族館なら★大阪からだとココが一番近いそうですよ!

名古屋水族館白イルカベルーガ

日本屈指の大型水族館、名古屋港水族館

名古屋港水族館は、南館と北館のふたつのテーマ館からできている水族館で、長径60m、短径30m、最大水深12mという日本屈指の巨大なプールもある日本最大級の水族館です。息をのむ迫力のイルカショーをはじめ、約50,000匹の海の生き物が見やすく展示されていて見どころも満載。

しかも2005年に日本で初めてベル―ガ(シロイルカ)の繁殖に成功した水族館ということで、とっても珍しいイルカさんに会える水族館の中では、大阪からならここが一番近いそうです!

・・・ということで今回、そんな名古屋港水族館に行ってみました。

名古屋港水族館入り口

【北館】ベル―ガと呼ばれるシロイルカはじめシャチなどが悠々と

名古屋港水族館の館内は、イルカやシャチといった大型鯨類が生息するオーロラの海、深化の海、メインプールなどからなる北館と、赤道の海、深海ギャラリー、オーストラリアの水辺、南極の海、タッチタンク、といった主に魚たちから成り立つ南館の2つのエリアから成っているため、確かに館内は広々と大きいです!沖縄県の美ら海水族館と並ぶ世界最大の水族館というのもナットク。

名古屋水族館白イルカベルーガ

北館に入ってすぐお目当てのベルーガ(シロイルカ)に会えます。最初に大きな水槽を泳ぎ回る姿を見たときは、普通のイルカよりかなり大きくびっくりするほど!

最大体長オス5.5メートルというんだから、そりゃ大きく感じます。ちなみに日本の水族館で最もよく見かけるバンドウイルカは2メートルほど。むしろシャチの大きさに近いくらい。なので見ための可愛さはもちろん、実際に会うと「めっちゃ大きいなあ!」という感想の声が水槽前で上がっていました。

シャチとシャチ骨格

くじら博物館では、鯨類の本物の骨格標本やレプリカが展示されており「化石種レプリカ」と「現生の鯨類レプリカ」ふたつのエリアで、新旧を見比べながら進化の過程や体の仕組みが学べます。そもそも、なんでわざわざ陸地へ上がり肺呼吸になった哺乳類がまた海に戻ることになったのか・・不思議ですよね。

彼らの尾の骨はまっすぐで後ろ足っぽい骨が一切ないのを改めて知りました。よく考えたら魚じゃないから当然とはいえ、尾ひれは足が退化したものじゃなかったんですね・・・やっぱり不思議です。

【南館】人気のチンアナゴやウミガメ、サンゴ礁の魚たちまで

名古屋水族館サンゴ礁の海

サンゴ礁の大水槽には、カラフルな魚がいっぱい。

そして、名古屋港水族館の代名詞的な存在であるウミガメたちもこちら南館にいます。

こちらの館長さんが有名なウミガメ博士らしく、ウミガメの研究ができるよう世界最高レベルのウミガメ水槽が設置されており、奥行きのある産卵用の砂浜もあります。ウミガメが卵を産むときに、波打ち際からかなり奥まった所まで上陸する性質を考慮して設計されているそうで、かなり現実の砂浜に近い形。

実際にこの砂浜でウミガメのお母さんが赤ちゃんを産んだばかりだったようで、小さなウミガメの赤ちゃんがたくさん泳いでいました。

ウミガメ赤ちゃん名古屋水族館

まあ、その小さいこと!かなり可愛かったです。こんな小さくて泳ぐのもかなりへたっぴ(失礼)な、カメさんたちがあんなに大きくなるなんて・・・ちょっと信じられないほどのミニミニサイズです。

亀の餌やりするお姉さん名古屋水族館

こちらのオーストラリアの水辺にはブタバナガメがいて、お姉さんがニコニコ餌やりをしていました。一瞬でパクっとなくなってしまうので、子どもたちは何度も「もう一回!」とせがんでいましたよ。

ペンギンたち名古屋水族館

人気のペンギンたちが集うペンギン水槽も南館にあります。なんというか・・普段見慣れている水族館のイメージもあるせいか、ペンギンの数も多いような・・・。ちょっとした軍団といった感じでしょうか・・・こちらもなかなか見もの。

もうひとつの目玉、マイワシのトルネード

鰯トルネードショー

そして、もうひとつの目玉イベント、イルカショーに負けない人気のショーがこちら。黒潮大水槽で行われる【マイワシのトルネード】!マイワシの群れが音楽に合わせて、渦を巻いて右へ左へ。下から上へ大きな渦をまいては散らばって、また大きな渦となっては水槽内を移動するかなりの大迫力の演出!水槽前は人だかりで大盛況でした。

きらきら大群で移動するマイワシの群れ。なかなか普段みれない目からウロコなパフォーマンスです。

名古屋水族館マイワシトルネード

出典:名古屋市港区役所ホームページ

そして、館内をいろいろ楽しんでいるうちにショーの時間が近づいてきました。ちなみに数時間に1回とかなので、入り口でイルカパフォーマンスはじめ、シャチの公開トレーニングなどのイベントスケジュールを確認してから、その時間に合わせて館内を回るのがいいと思います。

名古屋港水族館イベントスケジュール詳細はこちら

ちょっとデカすぎるほどでかい!イルカショープール

巨大イルカショープール

そしていよいよ、北館の最上階にあるメインプールへ!
目の前に広がる長径60m、短径30m、最大水深12mという巨大なプールはかなりの迫力。収容人数は3,000人規模で、観客席も大きめ。こちらで名古屋港水族館のメインイベントともいえるイルカショーが行われるわけです。ただ、大き過ぎて遠くて見にくいんじゃないか、そんな心配も無用。パフォーマンスが行われる際は、歓声と同時にメインプール上にある大きな画面モニターにイルカが映されます。

水中での様子や、ジャンプのリプレイ映像なども映し出されて、「あ、子どもに気をとられてよそみして見逃した!」なんてことがないのがスゴイところ。どの席からも余裕でショーが観れます。

ちなみにメインプールの上にあるハイビジョン画面は世界最大で、バレーコートより大きいそうです。でかいっ!

名古屋水族館でかいシャチ

そして実はこのプール、この大きな水槽の下の水の中も館内の大きな水中観察窓からイルカたちの動きも見れるという仕組みに。館内の観客席もかなり広くて大きめ。そこでもモニターでイルカたちのパフォーマンス映像が流れてショーが楽しめる上に、まさに海の中にいるかのような臨場感!マットになっていて、小さな赤ちゃん連れの方などは野外席よりもこちらのほうがのんびりくつろげるかも。小さな子をハイハイさせながら、ショーを眺めたりもできちゃいます。

近鉄アーバンライナーで難波~名古屋まで一気に!

最後に>
名古屋は、関西から少し離れているように感じますが、金券ショップでアーバンライナーの乗車券を買えば、実は難波→名古屋間は片道大人3,200円程度でいけます。結構安いので、同じ関西圏でも淡路島や和歌山辺りよりはハードル低めぐらいかもしれません。かなりの気軽さで行けちゃうのでぜひ!

近鉄アーバンライナー

出典:http://saitoshika-west.com/blog-entry-2728.html

データ ==================

名古屋港水族館

■利用料金
大人・高校生 2,000円、小中学生 1,000円、幼児(4歳以上) 500円

料金案内詳細はこちら

■愛知県名古屋市港区港町1-3、9:30〜17:30、GW・夏季休暇中 9:30〜20:00、月曜休※祝日の場合は翌日休※但、GW・7月〜9月・年末年始・春休みは無休、臨時休館有(冬期にメンテナンス休館あり)

営業時間、休館日詳細はこちら

■公式URL:http://www.nagoyaaqua.jp/

アクセス =================

【電車の場合】
■名古屋駅から
地下鉄東山線「栄」駅乗りかえ、名城線金山方面(左回り)「名古屋港」行き、
終点「名古屋港」駅下車(3番出口)徒歩5分

■セントレア(中部国際空港)から
名鉄常滑線「金山」駅下車、地下鉄乗りかえ、名港線「名古屋港」行き、
終点「名古屋港」駅下車(3番出口)徒歩5分

【車の場合】
■港明ICから
道なり直進、築地口・名古屋港方面へ

■名港中央ICから
名港中央IC出口左折、道なりで築地口方面へ。築地口交差点を右折直進。

■大高ICから
大高IC出口から道なり、国道23号線四日市方面へ。築地口ICを出て、築地口交差点を左折直進

※アクセス詳細はこちら
アクセス詳細

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ボノコ

おでかけ好き。焼いてるパンの匂いが好き。ほかほかダシの香りの卵焼きが好き。何より、写真が好き。 …って、おいっ!子どもはって!!??いえいえ、子どもは「好き」なんて次元じゃないんですって!!好きも嫌いも超越してるんです、ええ。 主におでかけ記事とグルメ担当。