【次はココ行こ!|京都国際マンガミュージアム】マンガや絵本を親子で好きなだけ!天気がよければ青空の下でゴロン、しながら♪

外観京都国際マンガミュージアム

世界が注目する日本の「マンガカルチャー」を扱うマンガ総合文化施設

国内初のマンガ文化の総合的拠点として2006年に開館した京都国際マンガミュージアム。今年(2016年現在)、11月で開館10年を迎える、世界最大規模のマンガ総合文化施設です!

現代の国内マンガ本を中心に、明治期以降のマンガ関連歴史資料、世界各国の著名マンガ本、雑誌、アニメーション関連資料等を約30万点も収蔵する世界最大規模の施設。この中には、「マンガの壁」と呼ばれる自由に閲覧可能なマンガ本が収まった書架をはじめ、子どもたちが楽しく絵本が読めるコーナーも。紙芝居や似顔絵などのイベントも随時あるので要チェック!

マンガってそもそもなに?がいろいろ学べる常設メイン展示

メインギャラリー京都国際マンガミュージアム

出典:京都国際マンガミュージアム

2階メインギャラリーは、「”マンガ”って何?」という疑問に対応した、マンガを歴史や社会・産業等、各分野別に理解できる体感型展示場になっていて、幕末の風刺漫画誌から現代に至る●マンガメディア年表や、●テレビマンガってなに?●世界のマンガなどなど、いろんな疑問に応える形になった分かりやすく見ごたえのある内容!「へえ、知らなかった!」や新鮮な驚きがいっぱいあるはず。

総延長200メートルの「マンガの壁」。さあ、どれから読もうか・・迷って当然!

マンガの壁京都国際マンガミュージアム

出典:京都国際マンガミュージアム

マンガミュージアムが所蔵するマンガ資料のうち、1970年代以降に発行されたものを中心とするマンガ単行本約5万冊が、館内の壁中に広がる総延長200メートルの書架、「マンガの壁」に配架されています。自由に閲覧することができるので、天気がよければ中庭にごろんと寝転んで読むこともできるという、マンガ好きには幸せすぎる時間に。

「マンガの壁」を構成しているマンガ単行本のほとんどは、2005年まで約20年間営業されていた貸本屋「大久保ネギシ書店」よりご寄贈されたものだそう。ずら~っと並んだマンガの壁にあるマンガはどれを手にとって読むのも自由。これだけあるとどれから読むか本当に迷ってしまいますよね!

子どもも大人も真剣なまなざし。マンガの源流、紙芝居も毎日実演!

紙芝居京都国際マンガミュージアム

出典:京都国際マンガミュージアム

マンガは、大人はもちろん、子どもたちにも伝わりやすい=受け入れられやすい表現メディア表現メディアまたはコミュニケーション手段として広く親しまれてきましたが、昭和の前半期に日本の広い地域で親しまれた大衆文化・紙芝居とも密接な繋がりがあると考えられています。

全盛期の昭和25年頃には、東京で約3千人・全国で約5万人の紙芝居業者がいたといわれ、その中には、水木しげる、白土三平、小島剛夕など、次代の貸本劇画を担う人物たちも絵師として参入していました。ほかに、『からすのパンやさん』やだるまちゃんシリーズで有名な絵本作家のかこさとしさんも紙芝居を描いておられますよね。

テレビが普及する以前、子どもたちを笑わせたり、主人公と一緒になってハラハラさせたり、勇気づけたりするメディアはマンガの前身でもある「紙芝居」だったわけです。

今も保育園や幼稚園でも、みんな真剣な眼差しで紙芝居の前で座っているのを見かけますし小さな子にとって紙芝居の時間はとっても特別。ぜひ、親子でじっくりこの機会に紙芝居に夢中になってみてください!

こども図書館でくつろぎながら絵本タイム

こども図書館京都国際マンガミュージアム

出典:京都国際マンガミュージアム

もともとこちらの施設は昭和初期建造の元龍池小学校の校舎を活用した建物だそうで、この「こども図書館」のスペースはもともと職員室だったそう。子ども優先になっているので、小さなお子さんも安心して過ごせる上、ゆったりしたスペースで寝転んだり、ママの膝に子どもを乗せて絵本を読んであげたり…自由に過ごして。

マンガや絵本が約3,000冊もあり、上のお兄ちゃんは黙々とマンガ、下の小さな子には好きな絵本を好きなだけ・・・と、忙しいママも、ここならゆったり過ごせそう。

子ども図書館

出典:ファミドス京都

下描きから完成まで!マンガの描きかたの実演も見れる!

マンガ工房京都国際マンガミュージアム

出典:京都国際マンガミュージアム

京都国際マンガミュージアムでは、プロとして活躍されているマンガ家が実際に原稿用紙に絵を下描きするところから完成までの実演を見ることもできます。
モノクロ原稿からカラー原稿まで、なかなか見られないマンガ制作の現場、将来マンガ家志望のお子さんもそうでないお子さんもきっと興味津々なはず・・!

プロのマンガ家のように描いてみたい!そんな夢にぴったりのワークショップも。

ワークショップ京都国際マンガミュージアム

出典:京都国際マンガミュージアム

京都国際マンガミュージアム内のえむえむワークショップは、「描く」「作る」「体験する」をテーマにマンガを使って楽しく学べるコーナー。プロのマンガ家さんと同じ画材を使ってマンガを描いたり、色を塗ったり、ものを作ったり、マンガを描く事を通してマンガの魅力を体感できるワークショップも随時開催。

毎週土・日曜、祝日を中心に開催する自由参加型のワークショップと、(開催内容は時期によって変更有※詳細はこちら)
5名以上の事前申し込みで平日でも希望日に参加できたりもできるそうです(別途料金要。5名様~事前に要予約)

【イベント】いろんな絵のタッチがあっておもしろい!似顔絵コーナーも

似顔絵京都国際マンガミュージアム

出典:京都国際マンガミュージアム

マンガミュージアムでは似顔絵コーナーも週末に随時開催。親子で似顔絵を描いてもらえば、いい記念になりそう!

開催日時●毎週 金・土・日曜、祝日 ※午前11時~午後5時
開催場所1階 ニガオエコーナー
料金 ●1名さま…1,000円  2名さま…2,000円  3名さま…3,000円
※ ミュージアム入場料が別途必要です。
※記載の料金はミュージアムご来館特別料金です。

先生方の直筆サイン横でお茶したり、青空の下でランチしたり。

京都国際マンガミュージアムカフェ

出典:京都国際マンガミュージアム

烏丸通側の館内入口すぐにある人気のカフェ”ミュージアムカフェ えむえむ”。部屋の壁面には、来館したマンガ家の直筆イラストやサインがいっぱい!

軽食やドリンクメニューに加え、マスコットキャラクターの”マミュー”が登場するメニューや展覧会に合わせた期間限定のメニューも。そして何といっても天気の良い日には、カフェで買った軽食を芝生の上で楽しむこともできるので、青空の下でのんびり過ごせますよ!(当日に限り再入場できるのでお昼を外で食べてまた戻って、という使い方ももちろんOK!)

イベントも随時開催!今回は大物二人の企画展なので要チェック!

ふたり展 ふたり展趣味の話
今年の11月25日に10周年を迎える記念イベントとして、あのアニメーション作家の宮崎駿さんと養老 孟司さんの対談イベント、および、お二人の趣味の世界を紹介する企画展「養老孟司・宮崎駿 ふたり展」を開催する予定だそう!かなり面白そうな企画なのでこの機会にぜひ、足を運んでみては。☆☆☆おかげさまで、11月25日に10周年☆☆☆

~京都国際マンガミュージアム 展示・イベントのご案内~

【展示】小寺鳩甫と酒井七馬~『大阪パック』から「新寶島」まで~ 9月8日~11月13日
【展示】養老孟司・宮崎駿 ふたり展 10月30日~11月27日

最後に>
好きなマンガを好きなだけ読めるだけでなく、多彩なイベントや展示も楽しい京都国際マンガミュージアム。

マンガって奥深い文化だな、と改めて実感できるだけでなく、自由に閲覧できるコーナーで充実した時間が過ごせるのもうれしいですよね。今まで知らなかった世界、見たこともないマンガや絵本との素敵な出合いがあるかも!?

 

データ ==================

京都国際マンガミュージアム

■入場料金

大人 800円/中高生 300円/小学生 100円

※料金詳細はこちら→利用料金

■京都市中京区烏丸通御池上ル (元龍池小学校)
営業時間 10:00~18:00(最終入館時刻 17:30)
※休館日、開館時間は予告なく変更する場合がございますので、予めお問合せください。

≫ 年間スケジュールはこちら→開館スケジュール

■休館日 毎週水曜日(休祝日の場合は翌日)、年末年始、メンテナンス期間

■公式URL:http://kyotomm.jp

アクセス =================

■電車でのアクセス ※京都市外から行く場合

・JRご利用の場合
京都駅にて、京都市営地下鉄 烏丸線 国際会館ゆきに乗り換え3駅 烏丸御池駅下車(約6分)

・阪急電車ご利用の場合
阪急烏丸駅にて、京都市営地下鉄 烏丸線 国際会館ゆきに乗り換え1駅 烏丸御池駅下車(約2分)

・京阪電車ご利用の場合
京阪三条駅にて、京都市営地下鉄 東西線 太秦天神川ゆきに乗り換え2駅 烏丸御池駅下車(約3分)

※京都市営地下鉄 烏丸線・東西線 「烏丸御池駅」2番出口より階段登りUターン
→烏丸御池交差点の北西角(ハローワーク)を左折し、烏丸通を北へ徒歩2分

※アクセス詳細はこちら→アクセス詳細

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MamaTabi編集部

毎日記事更新と記事チェックに追われるMamaTabi-ママ旅-編集部。フリーマガジン "MamaTabi-ママ旅-"も発行中。MamaTabiライター、MamaTabi読者モデルも随時募集しています。子育てを頑張るママの心のおでかけ情報誌"MamaTabi-ママ旅-"をよろしくお願い致します。