【マカオ】大人もこどもも朝から晩まで「マカオ半島」でアクティブに楽しもう!

マカオは450年以上前に西洋と東洋が出会った街。。。そんな東西文化が見事に融合と共存してきたマカオの中でも、世界文化遺産に登録された「マカオ歴史市街地区」があるマカオ半島は見どころがいっぱい!東西文化だけでなく新旧の対比も楽しめるマカオ半島を、朝から晩まで満喫しよう♪

昔ながらの店舗が残るレトロな街並みが人気の「十月初五日街」をゆく!

マカオ半島の西側を南北に走る十月初五日街はかつてはすぐ外側に海岸線があり、ポルトガル統治下の面影はなく多くの中国人が集まる通り。昔ながらの店舗が今でも残り、レトロな街並みとして観光客にも人気のスポット!

朝食でもブランチでも!使い勝手がいい、ローカルに愛され続けるカフェ「南屏雅叙」

ローカルでは知らない人はいないほどの超有名店で、焼きたてのパンを目当てに朝から行列が絶えません!食堂ではなく、れっきとしたカフェなんですよ♪

たまたまなのか、どのテーブルでも食べられていた「南屏文治」(25パタカ=約400円)をオーダー。厚切りチャーシューとふわっふわの玉子焼きのコラボはやみつきに!店名が付くメニューなのも納得(^^)ミルクティーも紅茶の香りがしっかりしていて◎

店頭にも並んでいて気になっていたケーキ(西餅:5パタカ=約80円)も残りわずかだったのでオーダー。サンドされているクリームは特にアクセントにはなっていませんが優しい味のスポンジケーキで、口の中に入れると噛まずになくなってしまうほどの柔らかさ!隣のテーブルの赤ちゃんも両手に持って美味しそうに食べてたなぁ♪

1830年代に創業された、マカオ最古のお茶屋さん「英記茶荘」

中国茶の専門店で店内には大きなお茶缶がズラリと並んでいて、茶葉は量り売りがメイン。店主とは英語でのコミュニケーションが可能で、色んなお茶を見せてもらったり香りをかがせてもらったりと、自分好みのお茶がきっと見つかるはず。

若手クリエーターによるハイセンスな雑貨がいっぱい!「O-moon」

イラストレーターなど若手クリエーターが手がけるギフトショップで、今では支店もできるほどの人気ぶり!店名のO-moon(オウムン)は“満月”を表し、マカオを広東語で読む発音と同じなんだそう。

ポルトガル文化を代表するタイルのアズレージョ(ポルトガルで作られる典型的なタイル)をモチーフにしたピアスやマグネット、手帳などかわいい雑貨がいっぱい♪自分使いだけでなく値段もお手ごろなので、ばらまき土産にもピッタリ!家族みんなでおそろいのアズレージョ柄イニシャルキーホルダーなんてのも、旅の想い出に♪

感受性豊かなこどもに必ず見せたい、多様な文化や歴史を感じる観光スポット&おすすめ情報♪

マカオ半島にある世界文化遺産に登録された「マカオ歴史市街地区」は22の歴史的建造物と8ヵ所の広場からなり、それらはマカオの人たちが実際に日常生活している地域なので、こどもに異文化の生活スタイルを感じさせるのにピッタリな場所なんです。

マカオ半島を一望!海抜92mの丘に造られた「ギア要塞」&「ギア灯台」

外敵脅威の対策として1638年に完成した要塞ですが、台風の接近を確認する役割もあったんです。灯台は西洋式灯台としては中国最古のもので、1865年に点灯して以来今も現役で活躍しています!

灯台の横には聖母教会があり、17世紀当時マカオがキリスト教伝道や文化的活動の中枢を担っていたことを感じ取れます。天井や壁にはキリスト教の聖人以外に中国の絵柄などのフレスコ画が描かれていて、一見の価値あり!

歴史的価値の高い「ラザロ地区」には、超かわいいポルトガル雑貨店も♪

19~20世紀にかけて造られたコロニアル様式の建物が並び、カルサーダス(石畳)もアズレージョが織り成すデザインがとっても素敵!ポルトガルと中国の文化が入り混じっているマカオでは、あちこちで色んなアズレージョが見ることが出来るので、家族みんなでフォトジェニックなアズレージョを撮影するのもいいですね!

「メルセアリア・ポルトゲーザ」にはポルトガルの“かわいい”がいっぱい!

ラザロ地区に来たなら絶対に立ち寄りたい人気の老舗ポルトガル雑貨屋さんで、ここを知っていればあなたもかなりのマカオ通(^^)

店内にはトートバッグや文具用品、セレブ御用達のオーガニック石鹸など厳選されたハイセンスな雑貨がズラリと並びんでいます。このお店に入ったら、ママやこどももなかなか出て来ないですよー(^^)

マカオのランドマーク「聖ポール天守堂跡」は、いつ行っても観光客がいっぱい!

もともとは聖アントニオ教会の礼拝堂でしたが、1835年の火事で正面の壁と階段だけ残って今の姿となっています。大きさは幅20m、高さ19mの四層からなっていて、イエズス会の“石に刻まれた説教”としても知られています。

カルサーダスが美しい「セナド広場」には、最新情報をゲットできる観光案内所も♪

大海原をイメージさせるカルサーダスと周囲に広がるパステルカラーの街並みをみると、マカオに来ていることを改めて実感できます。広場の中央の噴水には大航海時代の象徴でもある天球儀のオブジェも!噴水の西側(向かって左)にはマカオ政府観光局の観光案内所があるので、旅の相談やおすすめ情報などをゲットできますよ♪

ママ~お腹すいた!そんなシーンに最適な「カレーおでん」

セナド広場の近くにある世界遺産の盧家屋敷の近くには、マカオのB級グルメのカレーおでんが楽しめる大堂巷(通称、カレーおでん通り)があり、小腹のすいたこどもに食べさせるのに最適!好きな食材を選ぶと店員さんが網に入れ煮込み始め、熱が通ったところでカレーソースをかけてできあがり~♪
「いい?16世紀にマカオにポルトガル人が初めてやって来てからマカオは中国との交易の拠点として発展してね、当時同じポルトガル領だったインドのゴアやマラッカ半島から色んな香辛料が運ばれてきた影響もあって、実はマカオ料理は中国料理とポルトガル料理、そしてインド料理が融合して確立したものなんだよー」と食の歴史について語った後に食べさせましょう(^^)
※カレーソースは辛いものもあるので、気を付けてくださいね!

マカオ料理の名店やお土産店が並ぶ「福隆新街」をゆく!

当時の主要埠頭だった内港から近くにある通りで、紅灯街だったことでも知られています。赤い格子窓と門の長屋が並んだ通りはとってもノスタルジックで、夜や雨天時にはより一層情緒があふれます。

イワシのオブジェがかわいい♪ポルトガルが本店の「LOJA DAS CONSERVAS」(ロージャ・ダス・コンセルヴァシュ)

本屋さん?雑貨屋さん?いえいえ、違うんです!ここはポルトガルに本店がある缶詰専門店で、そのほとんどがオイルサーディン!レトロな福隆新街にもオシャレなショップが続々とオープンしています。

これ、ぜ~んぶオイルサーディンの缶詰なんですよ!カラフルな缶詰は見た目にもかわいく、味のバリエーションも豊富で、とってもフォトジェニック♪

マカオで最も有名なマカオ料理店のひとつ「佛笑樓」

1903年創業当時と同じ調理法で作るマカオ料理は親子三代のファンも多く、わざわざ香港から通うお客さんがいるほど!

マカオを代表するご当地グルメのひとつ「蟹カレー」(550パタカ=約8,800円。時価)は甘味のある肉厚の蟹にスパイシーな香辛料を使ったソースが絡んだ逸品で、日本人の口に合う何故か懐かしい味わい。こどもはカレーおでんでお腹を膨らし、こちらはパパ&ママで楽しむのもアリ?!

驚くほど柔らかい鶏肉に様々なスパイスとココナッツミルクを加えて作った旨味あるソースが絡む「アフリカン・チキン」(245パタカ=約3,920円。1/2羽)も絶対に外せないマカオの名物料理。ポルトガルの船乗りたちが持ち込んだ鶏のグリルやスパイスなどが融合して生まれた、まさに大航海時代を感じさせるロマンの味。

マカオの夜はこれから!大人もこどももテンションが上がる「Open Top Bus Night Tour」

晩ご飯を食べてホテルに戻るのはもったいない!ネオンできらめくマカオの夜を気軽に楽しめるオープントップバスはマカオ外港フェリーターミナルから出発。マカオ半島だけでなく、IRがたくさん集まるコタイ地区まで回るので、ホテル独自のイルミネーションやショーが楽しめるのも◎

普段は夜更かしできないこどももテンションが上がること間違いなし!一日の終わりは清々しい夜風をうけながら、思い思いにシャッターを切らしてあげるのもいいですね。

『協力:マカオ政府観光局』http://www.macaotourism.gov.mo
『協力:マカオ航空』https://www.airmacau.jp/

 

 

 

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Takashi.K

美味しいものからイマイチなものも食べれる、素晴しい景色からリアルなシーンも観れる、人と出逢い人と繋がることができる『旅』が大好きなアウトドア派。皆さんに臨場感のある現地情報をお届けできれば幸いです!