スワンナプーム国際空港から東へ車で約90分のところに位置するパタヤは、タイのみならず世界を代表するビーチリゾートのひとつ。パタヤには雰囲気の異なったビーチや島があり、美しい海でのんびり過ごすイメージがありますが、実はパタヤには見どころがたくさん♪さあ、パタヤでのビーチ以外の楽しみ方を今すぐチェック!
アジアのサグラダ・ファミリア!永遠に完成を見ることのない「サンクチュアリー・オブ・トゥルース」
“アジアのサグラダ・ファミリア”と呼ばれる巨大な木造寺院のサンクチュアリ・オブ・トゥルースは、ビーチリゾートのパタヤにあるだけあって海のすぐそばに建っています。神秘的で優美な彫刻が細部にまで施され、パタヤに行ったなら必ず行くべきスポットのひとつです!
着工開始から30年以上も経っていますが未だに(永遠に?)建設中なので、見学にはヘルメットの着用が義務付けされています(^^;)
海岸に続く階段を下りて全景を目にした時は、まさに鳥肌もの!寺院の高さは105メートル、幅と奥行きは100メートルで、真上から見ると十字の姿をしています。その重厚な存在感にただただ圧倒されるのみ!
凄い、本当に凄いっ!!ただその言葉しか出ない完成度の高さ。寺院の屋根や尖塔、壁には無数の仏像彫刻が施され、繊細な彫刻美に見入っていると異次元の世界にいてるような不思議な感覚に陥ります。これほどまで緻密で巨大な木造建築なのに、釘は一切使われていないなんてビックリ!
寺院内の空間は広く、どこを見てもその彫刻美に驚かされるばかり。一面に施された仏像は職人がノミ一本だけで彫り上げているので、どれ一つ同じものはありません。海のすぐそばにあるため潮風と直射日光で劣化が激しく、常に修繕と建築を繰り返しているのでその完成には終わりはなく、アジアの“サグラダ・ファミリア”と呼ばれるのも納得!
パタヤでワイン?!美しい湖畔にある「シルバーレイク・ワインヤード」
パタヤ市内から車で約30分。美しい湖畔にあるシルバーレイク・ワインヤードの敷地面積は、なんと約160万平方メートルと甲子園球場のなんと約42個分!広大な敷地には葡萄畑のほか四季折々の花木が植えられていて、パタヤの新名所ともなっているワイナリーです。
ワイナリーでは10種類以上の葡萄が植えられていますがそのほとんどは食用で、ワインに適した葡萄を日々研究していて、カリフォルニアから技術者を招聘するほどの熱の入れよう。
トロリーバスで葡萄畑を巡回し製造工程の見学を終了した後は、お待ちかねの試飲タイム♪そのお味のほどは。。。う~ん、美味しい!パタヤ市内のレストランでも提供されているだけあって、フレッシュな感じがとてもいい!お土産として購入することもできますよ。
ワイナリーにはレストランも併設されていて、ワインにぴったり合う食事を楽しむこともできます。暑さが落ち着いている時間帯だと葡萄畑を見渡せるテラス席がオススメ♪
世界最大級!崖に彫られた「カオシーチャン大仏壁画」
シルバーレイク・ワインヤードのすぐ近くにあるカオシーチャン大仏壁画は、山の崖に彫られた高さ130メートル、幅70メートルにもおよぶ金色の巨大な仏陀像で、崖に彫られた仏像としては世界最大級!1996年にプミポン前国王在位50周年を記念して彫られました。願い事が叶うと言われていて、実際に私も取材中に早速願い事が叶い、そのご利益は実証済み(^^)
今すぐどれも全部食べたいっ!新鮮な魚介がズラリと並ぶ「ランポー・ナクルア・ マーケット」
今まで数多くのシーフードマーケットを取材しましたが、ここの魚介はひと目で分かるほど超新鮮!新鮮が故、マーケット内は生臭い独特な臭いは一切なく、ナンプラーを片手に全部食べてしまいたくなるほど♪
色、つやが全く他のそれとは違います!観光客の姿は一切なく、完全にローカルの人やレストランの仕入れの人たちしかいないのが、何よりの証拠。マーケット内にはフードコートもありますが、買った食材を調理してくれるシステムではないのが、観光客からすると残念なところではあります。。。
世界の名作がパロディに!「パロディ・アート・ミュージアム」
ノースパタヤにあるパロディ・アート・ミュージアムでは誰もが一度は目にしたことのある世界的に有名な作品を、絵画や彫刻などで現代的モチーフと融合させたパロディ作品を展示しています。
フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」とゴッホが一緒にダンスするなんて、ありえない(^^)右端にはモナリザもいますね!こんな感じで、チャーリーチャップリンやマリリンモンローたちも名画と一体になって現れます。
また数多くのシーンがセットされたセルフィースタジオも併設されているので、フォトジェニックな写真が撮れるのも嬉しい。
いかがでしたか?パタヤにはビーチだけでなく、魅力あふれるスポットがまだまだたくさんあります!皆さんもパタヤのお気に入りスポットを見つけてみてはいかが♪
パタヤの魅力をもっと知りたいあなたは、タイ国政府観光庁の公式ホームページを今すぐチェック!