2023年5月31日から6月2日の間、APEC首脳会議も行われたバンコクのクイーンシリキット国立コンベンションセンター(QSNCC)で、タイの文化的価値観を促進し素晴らしい体験をもたらす旅行商品やサービス、体験を紹介することをコンセプトにした「タイランド トラベル マート プラス 2023」(以下、TTM+2023)が開催されました!バンコクの最新情報やおすすめスポットと併せて一挙ご紹介。
オープニングセレモニーでは、タイ観光スポーツ省のピパット・ラチャキットプラカン大臣が登壇
タイ観光スポーツ省のピパット・ラチャキットプラカン大臣はTTM+2023の開幕にあたり、TTM+2023は、持続可能性と質の高いディスティネーションに向けたタイにおける観光の驚くべき新章を示すショーケースであること、またこのイベントは全ての参加者にとって長期的なビジネス関係を育むための重要なプラットフォームであり続けると同時に、持続可能な基準やテクノロジー、タイ独自のソフトパワーを活用してタイの観光を変革することを強調されていました。
オープニングセレモニーでは盛大なカウントダウンが行われ、各国から集まったメディア関係者のボルテージも一気に高まっていました!
左)タイ国政府観光庁、チョート・トラーチュー理事
中央)タイ観光スポーツ省、ピパット・ラチャキットプラカン大臣
右)タイ国政府観光庁、タネート・ペースワン副総裁
また、タイ国政府観光庁東アジア局長のチューウィット・シリウェーチャクン氏は、COVID前の2019年は日本からタイへの入国者数が179万人でTOP5のマーケットとしながらも、2022年からの1年間では35万人と全世界に比べ出遅れた感があると述べられました。ですが、COVIDが5類に指定されたことによる急速な回復と、また人数ベースより消費ベースが高い日本のクオリティに期待しているとのことでした。
過去最大規模となる今回のTTM+2023では、世界各国から429ものバイヤーとタイ全土から374ものセーラーが一堂に介しました!双方にとって現在及び潜在的なビジネスパートナーと会うだけでなく、世界的な旅行業界関係者との関係を強化し、事業内容を紹介したり拡大するための優れたプラットフォームとなっています。こういう場があって、私たちが気軽にお得にタイへ旅行できるんですね(^^)
商談会だけでなく、会場内ではタイの魅力を知って体験できる様々なワークショップも行われていました。こちらはチェンマイのメーテン地区バンチャンの豊かな森の麓に位置する小さな茶園「アラクサ ティー ガーデン」のワークショップ。お茶の歴史、お茶の淹れ方、お茶のペアリングなど、お茶について深く学んだ後に独自のブレンドティーを作りました!
辿って来た歴史や芸術を彩る、タイ国最大の博物館「バンコク国立博物館」
もともとラーマ5世の治世(1874年)当時の副王の宮殿でしたが、副王制度が廃止された後に新たに博物館としてその役割を与えられました。毎週水・木曜日の9:30から日本人ボランティアによる約2時間の無料日本語ガイドがあり、詳細な説明を聞きながら見学すると更に理解を深めることができるのでおすすめです。
【バンコク国立博物館ボランティア・日本語ガイドグループ】
お問い合わせ:hakubutsukan.bkk@gmail.com
Facebook:https://www.facebook.com/hakubutsukan/
ここには王族の葬儀に実際に使用される山車をはじめ、1,000点を超す先史時代からのタイ国の歴史を包括する文化遺産や、6世紀後半から現チャクリー王朝にかけての宗教美術品などが荘厳に展示されています。タイの歴史や文化を知るには外せない博物館です。王宮やワット・プラケオ(エメラルド寺院)から徒歩で約10分のアクセスなので、是非一緒に訪れてみてください(^^)
「SENSE OF THAI」で身も心もタイ人になりきろう♪
バンコク国立博物館と王宮のちょうど中間地点にあるターマハラートモールの2階には、センス抜群のタイ衣装を着ることができる「SENSE OF THAI」があります。タイ衣装を身に纏ってタイの街並みや観光スポットを巡れば、SNS映えすること間違いなしです♪
店内にはなんと300点以上ものカラフルなタイ衣装が用意されていて、もちろん男性用や子ども用もあります!女性用のタイ衣装のスカート部分はツートンスタイルになっていて、デザインを学ばれたオーナーによるオリジナルなんです。スタッフさんが衣装合わせだけでなく、身に纏ったタイ衣装に合ったアクセサリーやバッグのアドバイスもしてくれるので安心です♪
料金はトップスの生地によって変わりますが、アクセサリーも付いて600~900バーツです。女子旅だけでなく一人旅やファミリーでのタイ旅行の記念になりますね(^^)タイ衣装を着て各地を歩くと一緒に写真を撮ることを依頼されることも多いので、何だかテンションも上がります!基本は予約必須で、当日予約なしでもレンタルは可能ですが15:00までの返却が必須となり、また待ち時間も発生するので事前予約されることをおすすめします。
ターマハラートモールに行ったなら、必ず行くべきレストラン「Savoey(サボイ)」
先ほど紹介した「SENSE OF THAI」と同じフロアにチャオプラヤー川を眺めながら絶品のタイ料理を味わえる「Savoey(サボイ)」があり、ここターマハラートモール以外にソイ26、アソーク(ターミナル21内)、チットロムと計4店舗を展開する特にシーフード料理に定評があるレストランです。ちなみにSENSE OF THAIのレシートを持って行けば、ウェルカムドリンクのサービスも受けられます!
サボイと言えばやっぱりこれっ!プーパッポンカリー♪サボイのプーパッポンカリーは数種類あるカニのランクの中でも最高級のプートーンラーンという天然もののマッドクラブを使用していて、身の弾力と甘みがたまらない!!他店のプーパッポンカリーと違ってスープを多く使って炒め煮にし余分な油を使わずに調理しているので、ギルトフリーで食べられるのが嬉しい(^^)ホント、時間が経っても全然油が浮いて来なかったです。
また、「食事の後のデザートまでが楽しい食事のひととき」と考えるサボイでは、タイハーブを使ったオリジナルドリンクや毎朝お店で搾る新鮮なココナッツミルクをふんだんに使ったデザートなどにも注力しています。こちらはサボイの人気メニューのひとつ、タイ風白玉とココナッツアイスのクラッカー添え♪見た目以上にあっさりとした味わいで、いくらでも食べられます(^^)
「Stella Art Cafe」で、世界にひとつだけのベンジャロン焼きを作ってみよう!
ベンジャロンとは古代サンスクリット語で「5つの色彩の焼き物」という意味で、古くは16世紀末のアユタヤ王朝時代に中国から伝わり、当時は王族や貴族のためだけに使われた陶磁器なんです!BTSプロンポン駅から徒歩約3分のスクンビットソイ30にあるここ「Stella Art Cafe」は、宝石のようにキラキラとしたタイの伝統工芸ベンジャロン焼きの絵付け体験ができるアート工房です。(予約必須)
とってもオシャレな工房で、まずはマグカップやお皿、はし置きなど数多くの器の中から絵付けをしたい好きなものを選びます。全ての器にはプロの職人によってあらかじめ絵柄が描かれていて、絵の具の塗り方や筆の使い方などもスタッフが丁寧に教えてくれるので、絵付け体験が初めての人でも安心して体験ができます。
ベンジャロンの魅力は鮮やかな色彩の美しさなので、30色以上ある絵具のカラーバリエーションの中から思い思いに色を塗っていきます。絵付けをしていると本当にあっという間に時間が過ぎ、全集中できるのもベンジャロン絵付けの魅力の一つですよ(^^)描かれている絵柄の茶色い線は14金の金液で、この茶色の線は約800度の温度で窯焼きするとあのベンジャロン特有のキラキラした金色になるんです!完成まで約1週間を要するので、旅行の日程上どうしても都合がつかない場合はExpress Bake(特急窯焼きサービス)を利用することになります。(追加料金1,000バーツ)
近い、美味しい、楽しい!土日祝のみ開催の「クローンラットマヨム水上マーケット」
タイに行ったら何故か行きたくなるのが水上マーケット♪タイに来たな~って感じになりますもんね!でも有名な水上マーケットのアンパワー水上マーケットやダムヌンサドゥアック水上マーケットはバンコクから車で約90分のところに位置し、ツアーに参加して行くのが一般的です。でもここのクローンラットマヨム水上マーケットはバンコク市内にあるので、電車とタクシーで気軽に行くことができます。チャトチャックウィークエンドマーケットの最寄り駅「MRTカムペーンペット駅」から向かう場合は「MRTファイチャイ駅」で下車、チャイナタウンの最寄り駅「MRTワットマンコン駅」から向かう場合は「MRTパーシーチャルーン駅」で下車し、いずれも駅からタクシーで約10分(約90バーツ)で到着します。
バンコクの西側のタリンチャン区に位置し、その広さは何と東京ドーム約1.5個分!!市場は7つのエリアに分かれていて、地元で栽培された農作物や工芸品を売るエリアもありますが、美味しいグルメを楽しめることがクローンラットマヨム水上マーケットの人気の理由の一つでもあるだけに、ほとんどが飲食店のエリアになっています。市場を巡っているだけで食べたくなる料理にたくさん出くわすので、お腹を空かせて行くことを強く強くおすすめします(^^)
クローンラットマヨム水上マーケットに行ったならば、グルメ以外に是非一緒に楽しんでもらいたいのが、地元の人達の家屋が並ぶ運河を巡るボートツアー♪市場の中の運河沿いの至る所で、ボート乗り場を示す「PIER」の看板を目にすることができます。外国人観光客がたくさん訪れる他の水上マーケットでは約1,000バーツもかかるボートツアーも、ここクローンラットマヨム水上マーケットでは何と100バーツという驚異的な安さです!内容も充実していて、地元の人達の憩いの場にもなっているワットサパーンに立ち寄ったり(タイミングが良ければタイ民族舞踊も鑑賞できる♪)、綺麗に咲き誇るラン園や地元の隠れ家カフェにも立ち寄る1時間30分コースとなっています。
コンプリートは不可能!チャイナタウンのグルメは無限大!!
チャイナタウンはヤワラート通りを中心に広がるバンコク屈指の中華街で、MRTワット・マンコン駅から徒歩約3分という好立地!リーズナブルな価格が嬉しい屋台から本格的な中華料理が楽しめるレストランまで、数多くの飲食店が所狭しとひしめき合っています。そんな中で今回はミシュランプレート獲得の3店舗(プリプリ編?)を食べ歩きしてみました♪
プリプリの牡蠣がたまらない!ナイモンホイトート(Nai Mong Hoi Thod)
ワットマンコン駅から徒歩約3分、Phlap Phla Chai Rd沿いにある「ナイモンホイトート」では、新鮮な牡蠣をふんだんに使った牡蠣オムレツが楽しめます!店内はテーブルが2つと狭いですが、お店の前の道路にはテーブルがたくさん置いていて回転も速いので、そんなに待つことはありません。
卵とじの方法はフワっとした柔らかタイプと、カリっとしたクリスピーなタイプから選べますが、スタッフのおすすめはクリスピータイプだったので、そちらをオーダー。確かに牡蠣のプリプリと卵のカリカリの食感が楽しくて美味しい~♪牡蠣は全く生臭くなく、タイを代表する調味料のひとつシラチャーソースを付けて食べると牡蠣の甘さが際立ちおすすめです!
こっちのプリプリも負けていない!エビワンタンのJok’s Kitchen(ジョークス キッチン)
MRTワット・マンコン駅から向かうと、バンコクで最も古い中国の仏教寺院ワット・マンコン・カマラワートのすぐ右手前の路地を入ったところに、知る人ぞ知るエビワンタンの名店があります。店内での飲食は完全予約制となっていますが、お目当てのエビワンタンはテイクアウトが可能。10個入りで100バーツという、何ともコスパの良いこと♪
店頭で食べてもいいよ!ってことだったので、酢醤油とガーリックチップをかけて渡してくれました。口の中でエビが飛び跳ねるほどのプリプリ感っ!そして噛めば噛むほどエビの旨味がジュワ~っと溢れ出し、意外と大きくて食べ応えも十分!メイン通りから外れた細い路地でこんな絶品エビワンタンに出会えるなんて感激です(^^)
最後のプリプリはフィッシュボール♪クィッティアオ専門店のリムラオゴー(林老五)
プリプリのフィッシュボールに定評があるクィッティアオを求めて、夕方からオープンするリムラオゴー横の路上にあるテーブルはすぐに満席状態になります。センヤイ(太米麺)、センレック(中細米麺)、バミー(卵麺)の3種類の中から好きなのを選んで、あとはスープ有りか無しを選ぶだけ。ヤワラート通りから南側のソンサワット通り(Song Sawat RD)を南へ約5分ほど歩くと到着します。
こちらはお店で一番人気&スタッフおすすめの、中細米麺のスープあり版!(周りのテーブルを見渡すと、太米麺スープ無しがやたらと目につくのだが・・・)魚介の効いた旨みたっぷりのスープが優しすぎて、疲れが一気に飛んでいくほど♪魚肉100%のフィッシュボールは味も濃くて、あっさりとした米麺やスープとの相性も抜群です。
日常の喧騒から離れ、カラダもココロも満たされる都会のオアシス「VILLA DEVA RESORT AND HOTEL」
MRTルンピニ駅から徒歩約10分、ビジネス街の中心部に位置しながらも静寂な空間が広がり、1階の客室は全てプールアクセスとリゾート感も満喫できる全42室の隠れ家5つ星ホテル。タイの伝統的な屋根の形から木製の日よけパネルに至るまで美学に基き作られていて、伝統的なタイの生活様式と洗練された現代のライフスタイルとが見事に調和しています。
スタンダードタイプの客室がこの「デラックスプールビュー」で広さは40㎡ですが、天井がとても高くそれ以上の広さを感じます。Wi-Fiはもちろんのこと、ミニバーまでもが無料なのが嬉しい(^^)朝は小鳥のさえずりで目覚め、夜はプライベート感たっぷりのプールから星空を眺める・・・そんなことがバンコクにいながら、ここ「VILLA DEVA RESORT AND HOTEL」では叶うのです♪
ホテル内のレストラン「VelaBhirom」では美しく盛り付けされた自慢のアフタヌーンティーを楽しむことができます(2人用で1,600バーツ、サービス料別途)。厳選された食材と伝統的な調理法を通じてタイ料理の物語を感じ取りながら、こころゆくまで至福のひとときを過ごすことができます。
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いかがでしたか?タイ国は日本をはじめ世界各国からのツーリストを万全且つ最新の状態で迎え受けるため、国をあげて、地域をあげて常に前進し続けています。タイ国には訪れるべきところ、食べるべきもの、体験すべきことがすぐ近くにたくさん溢れています。さあ、今こそタイへっ!
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